ネーミング論
話は少し前後しますが、ギャラリーの名前を付けるのにもかなり苦労しました。
この町家はお隣の「mani cafe」さんとニ戸一、つまり柱というか骨組みがひとつの建物で、壁で仕切られて中が半分半分、別々になっています。
なので最初に考えたのが「ハーフハウスギャラリー」!これ最高でしょうと。しかも、ちょっと謙虚?
家族会議、いや、経営会議の席でも「ハーフハウス」という呼び名がすっかり定着していました。
ギャラリーの設計図面も「ハーフハウス」で表記されていました。
それほど定着していたのですが、ギャラリーを後押ししてくださった作家さんに報告に行くと「ハ、ハーフ?ハフハフハウス?半分なんて縁起悪いですよ!フルじゃないと!」と却下されました。
確かにそりゃそうかも知れませんが、そんな言い方しなくっても。。。そこからいくら考えてもいい案が生まれません。
紆余曲折の末、「ハーフハウス」却下から3ヶ月ほどしてから「ノートギャラリー」の名前が生まれました。
しかし、それからしばらく経っても、私たちは「ハーフハウス」って呼んでいました(^_^;)